記事 バオバブに一票を!

注目!! 栄養豊かなバオバブの実を利用した社会貢献事業が、アフリカの女性たちの暮らしを豊かに!                                                         

著者 ランドマークニュース編集スタッフ
2015年6月12日

ヴァージン・グループ主催の「リッチに売り込みコンテスト」でファイナリストとなった4人の起業家が、ヴァージン・グループ創設者のリチャード・ブランソン氏に事業提案を行うことになった。その起業家の一人アンドリュー・ハント氏は、ランドマークワールドワイドの「自己表現とリーダーシッププログラム」に参加して自らの事業を創設した。アフリカ特産の原料を使い、健康を応援しながら企業の社会的責任を果たせるような食品を開発したのだ。事業名はアドナ(Aduna、セネガル語で「生命」を意味する)。今、ブランソン・アンド・ヴァージングループの「リッチに売り込みコンテスト」のページから、アドナに一票を投じることができる。

[訳注] この記事は2015年のコンテスト当時のもので、投票は既に締め切られています。

ハント氏がアドナを立ち上げたのは、「自己表現とリーダーシッププログラム」に参加した2012年のことだ。アドナの製品の多くはバオバブの実を使って製造され、「ホールフーズ・マーケット」などの大手スーパーで販売されている。これがガーナのノーザン州に住む1000人の女性たちの収入源となっている。ハント氏は、オックスフォード大学のサイード・ビジネス・スクールおよびスコール社会起業研究所の出身で、将来はこのバオバブの実を利用したビジネスを数千億円規模にまで育て上げ、100万人近いアフリカの女性たちを経済的に豊かにしようと構想している。バオバブの実は、大規模農園で大量に生産されるものではなく、一本一本の木から人の手で収穫される。英国ガーディアン紙によると、アドナは利益をアフリカの生産者たちに還元しているため、需要の増大とともに事業効果も拡大していくという。

このコンテストに優勝することは、アドナにとって非常に大きな価値がある。賞金そのものよりも、この事業への注目度が飛躍的に高まるからだ。アドナはアフリカ社会にポジティブな影響力を及ぼすことで、オックスフォード大学を始め、アフリキッズ、コンサーン・ユニバーサル、ツリーエイドなどの貧困撲滅支援団体からの強力な支援を引き出している。

ぜひ今日、アドナに一票を投じて欲しい。(コンテストはこの日曜日に終了予定だ。)アドナがアフリカの家庭にどんな変化を作り出しているか、下の動画もご覧頂きたい。

[訳注] この記事は2015年の「リッチに売り込みコンテスト」についてのもの。このときアドナは投票数で1位を獲得し、総合評価で準優勝に輝いた。アドナの製品は日本でも既にインターネットを通じて販売されている。(出典 http://aduna.com/pages/our-make-baobab-famous-story-so-far )

【関連動画】
バオバブの恵みがもたらす持続可能性 〜卒業生プロジェクト〜

 

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