記事 本日も「いつもどおり」? それとも… ― ランドマークワールドワイド
毎日が新鮮で創造的。そんなことが可能だろうか?今、あなたを邪魔している古い会話を捨てることがカギだ。
ランドマークワールドワイド
ブレークスルーテクノロジーコースリーダー
ギタンジェリ・コピカール
「無理だ!」
――そんな敗北の声を、あなたは今日も耳にするだろう。
オフィスのあちこちで、もしかしたら同僚の口から、あるいは家族や友人から聞かされるかもしれない。でも、気をつけて。防御を解いて耳を澄ませば、あり得ない所からこの言葉が聞こえてくるかもしれないのだ。そう、あなた自身からだ。「無理だ」は、諦めを知らせる第一警報だ。もしこの「無理だ」や、それに類する言葉――「実現性がない」、「実際的でない」、「両立は無理」、「解決できない」、「克服できない」などが聞こえてきたら、何はともあれ、一旦すべてを中断することだ。そして、「無理だ」と、その同義語を徹底的に追放するために、やれることを何でもやるのだ。 (以上引用*)
今日という日を、「いつもどおり」であるかのごとく生きるのか? それとも、過去の自分や今まで知っていたことを超えて、創造的な1日として生きるのか? この2つの選択肢が、毎日私たちの前に差し出されている。 新たな領域に一歩踏み出すとき ―― それが、個人として豊かに自己を表現することであれ、固く信じられていることに疑問を投げかけることであれ、または意図した変化を世界の中に作り出すことであれ―― 必要とされるのは、今まで持っていた古い会話を断ち切ることだ。
21世紀に求められるスキルは、「学び、学んだことを捨て、新たに学ぶ」ということだろう。「学んだことを捨てる」ことが要求されるのは、今まで繰り返してきた会話が役に立たなくなったとき、あるいは、世界がすっかり変わってしまい、これまでの会話が妨げになるときだ。学んだことを捨てるのを、どこから始めるべきかということに正解はないし、何をどうすべきかということを私たちは知らないのかもしれない。とはいえ、次の扉を開くのは、可能だと見えることや可能だと想像できる事柄を行動に移すことだ。「いつもどおり」や「ただ生まれてきて毎日を生きるだけの人生」を超えたその向こう側 に行く ―― それを現実にするのは、心から引き起こしたいと思う未来を、自ら選択し作り出していく力だ。
* “Computerworld” 1991年4月1日の記事。© Bull HN Information Systems, Inc. の許可を得て使用。
ギタンジェリ・コピカール
(ランドマーク ブレークスルーテクノロジーコースリーダー)
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