真の自分であること――トランスフォームした人生を生きる勇気
「パワーがある、成功している、自由がある」というのは、そうでない場合よりもずっと大きなリスクです。この自由とかパワーとかいうものは、あなたが自ら取る立場から生まれます。つまり、トランスフォームした生き方をするには勇気が必要だということです。たとえ差し迫った危機がなくても凡庸さを手放し、自分が可能だと知っていることと一貫した生き方をするということです。 時として妥協して生きている自分に気づくことがあっても、それもまた自身が発明したこと、何を言うか次第なのだ、と見ることができると、より大きな空間が開かれ、パワーと自由が再びあなたに戻ります。
「蝶になっても、給料は同じだったよ」
@THE NEW YORKER COLLECTION 2015 WILL MCPHAIL FROM CARTOONBANK COM.
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「完全に自分自身である」は、私たちの中に常に発生したがっています。そして私たちの積極的関与を求めています。それは目の前に置いて努力することでもないし、自己評価のための測りでもなく、予想できることでも「到達すべきもの」でもありません。むしろ宣言によって生まれること、「起点」、あなたが自ら取る立場であり、あなたが何を言うか次第のことです。理想も標準も期待も、言葉の中で起きてくることです。躊躇も妥協も無力感も、言葉の中で起きてくることです。それでもなお、言葉は可能性の「家」であり、可能性が生まれる唯一の場所です。人生に何か創造的なことが出現するとすれば、それは、「その可能性のための立場」という、人生における実際の行動に似た領域の中においてです。