記事 人生にふさわしい大きな夢を発明する

熱く語った夢がいつしか冷めてしまうのは言葉の働きによるものです。

私たちの人生における言葉の影響とは?

ランドマークワールドワイド
ブレークスルーテクノロジーコースリーダー
バリー・グライダー

誰にも、一生を通して抱き続ける特別な夢や希望がある。自分自身、または地域社会、または家族か世界について、あなたの中の何かに火がついて、それがあなたに呼びかけてきた瞬間があった。ところがなぜかそのときは酸素が十分では無く、火花は燃え盛る炎にはならなかったーー火種はまだ残っているのだが。こうなってしまうと、初めに感じていた可能性の感覚は狭まってゆき、私たちの行動も限界に縛られた小さなものになっていく。満足感も減少する。この過程が自分自身の会話からの産物であることを、私たちは大抵見ていない。(また、自分の会話が、どのように日常的な価値観や限界や方向性を規定しているか、も見ていない)。私たちの背景に隠れている会話がシフトするとき、自分の世界もシフトまたする。

人間は会話の存在で、可能性はその会話の中に生息する。トランスフォメーションは、私たちの語彙の変化の中に生ずる。新たなる前進、つまり世界についての新しい理解の仕方――例えば民主主義や平等、相対性、人権など――は、それらが発生できる語彙が現れてから発生する。言葉が単に何かを表象する以上のものであると知ったとき、私たちは、人間というものの本質、つまり「我々は何者であるのか」へのアクセスを手にするのだ。自分の発言が実際に何らかの違いを作り出したとしたら、それは、以前は意味していなかった何かを意味する機会を物事に提供したということだ。背景に潜んでいる様々な会話がシフトするとき、人間が世界についての理解を構築するときに参照する根本的なマップもシフトする。人間は言語の中で、自分とは何であるかを形成し、言明し、規定し、そして何が可能であるかを発明していく。自分の人生のために大きな夢を発明する中でビジョンやゴールが出現し花開くーーそのとき、私たちは、まさに生き生きと生きているのだ。

 
ブレークスルーテクノロジーコースなどのセミナーに関する詳しい内容は、
ランドマークワールドワイドの公式サイトをご覧ください。

ランドマークワールドワイド公式サイト