​​可能性はパワーと自由への扉​

可能性はパワーと自由への扉​ 

 

ランドマークワールドワイド 

ブレークスルーテクノロジーコースリーダー 

ローレル・シーフ 

「自分を何者としてでも生み出すことができるーーそれが人間に与えられている唯一の可能性だ」  〜オルテガ・イ・ガセット (スペインの哲学者)〜 

理想•期待 →  満たされなかった ​→ パワーと可能性と自由の喪失​ 

 

可能性 →  満たされなかった → 可能性とパワーと自由​ 

 

「満たされなかった期待」や「満たされなかった理想」はパワーの喪失に繋がりますが、「満たされなかった可能性」は可能性に繋がり、パワーや自由を失うことは一切ありません。希望や期待があったのにその通りにかなかったと体験しながら、敢えて新しい可能性を創作すると、その可能性の無効性を言い立てる背景に取り囲まれているように感じられるでしょう。「可能性が消えただけ」としては感じられず、無駄だったとか何かが悪いとして、言い訳や防御が必要なように感じられます。その状態に留まっていると、パワーと自由の場を見失ってしまいます。 

 

可能性という領域は存在するものではありません。それを存在させるためには、私たちが創作を行う必要があります(幸福、充実、尊重、満足などの状態も、いずれも可能性としてのみ存在するものです。価値あるものはすべてそうです)。パワーと自由は、それが欲しいからとか、あった方が良さそうだからとか、人生をより良く楽にしてくれそうだから、もしくは、持つと成功するだろうから、という理由で手に入るものではありません。パワーと自由を呼び起こすような「可能性」の中で生きることによって、パワーと自由がもたらされるのです。真の可能性は、「何かが可能だ」という自分であることです。可能性に限界を課す事実などはありません。あるのは、可能性を制限する会話、または可能性を創作する会話、それだけです。私たちの考え方や生き方を形成するのは言葉です。言葉が、発明されうる世界への、直接のアクセスを提供するのです。 

 

ローレル・シーフ 

ランドマークワールドワイド 

ブレークスルーテクノロジーコースリーダー 

 

* Landmark Forum leader Insights URL (英文サイト):  

https://landmarkinsights.com/2016/05/possibility-leaves-us-with-power-and-freedom/