「いきいきと存在すること」の芸術家

ランドマークワールドワイド

ブレークスルーテクノロジーコースリーダー

ナンシー・ザポルスキー博士、心理学博士

 

今日を、いつもと代わり映えしない一日であるかのように生きるか、あるいは、何か特別なこと、これまでの自分を超える何かを、想像していたことや知っていることを超える何かを創作して生きるのかーー私たちには毎日その機会が差し出されています。一日一日が新しいチャンスです。自己表現のチャンスであり、既存の様々な選択肢に改めて疑問を抱いたり、今現在の自分の標準を一旦脇に避けてみたり、固く信じてきた前提を疑ってみるチャンスであり、既存の枠組みを破壊する、または新たに発明することさえ可能なチャンスなのです。

 

 

 

 

 

 

その選択によって私たちは、「自分が何者であるか」の根源的で比類ない本質に触れ始めます。その本質が余すところなく表出するとき、生きているだけで純粋で自然な喜びが、人間であることのあらゆる可能性を入手可能にする一つの転換が、生まれるのです。

「紛うことなき創作者とは、人生そのものを表現の媒体とする芸術家たちだ。筆も金槌も粘土もギターも使わずに、表現し得ないものを表現する人たちだ。彼らは絵を描かず、像を彫ることもない。表現媒体は『在る』ということだけだ。彼らの存在に触れられると、あらゆるものがいのちを輝かせる。彼らは見てはいる。しかし、描く必要はない…それは彼らが『いきいきと存在する』ということの芸術家だからだ」*

*ドナ・J・ストーン (訳注 アメリカの詩人・慈善活動家)