記事「リスクなしの人生なんて!」

Stimulating risk is inseparable from living By Jeff Willmore, Landmark Forum leader
「リスクなしの人生なんて!」

ジェフ・ウィルモア
ランドマークワールドワイド
ブレークスルーテクノロジーコースリーダー

物事が確実になるのを待つことほど無謀なことはない。負け試合は必定だ。会社経営でも、パートナー選びでも、ただ車を運転しているだけでも、その中にリスクがあることは誰でも知っている。パワー、能力、自由といった可能性が見えてきたとき、私たち人間は自問し始める。「ひょっとして場外ホームランになるかもしれないぞ。いや待てよ、そうならなかったらどうしよう?」 何かが起きるか・起きないかという質問は、可能性という現象とはまったく関係がない。可能性に、絶対にそうなるという確実性はないし、結果の予測もつかない。何々が可能だ、と言っているのは、私たち人間なのである。人間は、物事の有りようを描写するだけに留まらず、物事の状態へのアクセスを持っている――つまり有りようそのものを左右する力を持っている。このことを知ったとき、真のパワーが生じるのだ。

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可能性の創造はリスクを伴う行為だ。創造自体が大きなリスクである。何の根拠も無いものに立場を取ろうという、究極のリスクかもしれない。人生が創造されるものとして現れうる、という証拠を提示するのは困難だし、その論証も難しい。しかし、その境地でこそ、人間に提供されているあらゆる世界を、深く味わって生きることが可能になるのだ。リスクを減らそうとすることは、自分で自分の首を絞めているに等しい。何より重要なのは、選択する力を自分のものとすることだ。選択をする者であるとは、全面的にリスクを負うことを意味する。そのように自らリスクを呼び起こしていくことこそ、生きるということなのだ。

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