記事 木星、林星、森星??(Jupid, Jupiter, Jupidest) ―次のもの、もっと良いもの、最高のもの

デイビッド・カニングハム ランドマークワールドワイド・ブレークスルーテクノロジーコースリーダー

140327a.jpg

たくさんの種類のフレーバーアイスクリーム、数えきれないほどの映画専門チャンネル、数限りない恋人候補、仕事と遊びの果てしない繰り返し、終わりない購入と消費―「もっと・より良く・違うふうに」の世界は、まさに私たちが呼吸する空気のようであり、その影響力はあらゆるところに広がっています。

私たちはこんなふうではないでしょうか―「もっと」または「より良く」を求めて探し回り、動き回り、物事を行ない、行動し、拡大し、進み続け、そして時々行き詰まる。でもそのうち行き詰まりから抜け出す。そして人生で新しい場を見つけ、そこで再び成長拡大路線を開始し、何事かを行ない、「もっと」獲得し、「より上手に」できるようになる。成長し、拡大し、学び、より多くを手に入れ、試行錯誤し、違った方法で物事を試し尽くす―人生ってこんなふうですよね。経済力、地位、快適さなど、自分が追い求めている目標がまだ十分に手に入っていない段階では、「こんなものなの?」「これで全部なの?」という自問は避けて通れるかもしれません。しかし「十分に」手に入ってしまったら、今度こそ、その質問に向き合わざるを得なくなるでしょう。

140327b.jpg
「もっと・より良く・違うふうに」は変えるための言語、つまり過去に照らし合わせて比較し、定義し、理解するための言葉です。今そうではない何かになる、ということです。それに対して、可能性の言語は、何ひとつ変えることを必要としません。可能性が、その起源とするのは、過去ではなく未来だからです。何かに「なる」ではなく、何かで「ある」の言葉なのです。可能性を創作する、とは、ひとつの立場を取ること、つまり自分は何者であり、何を創り出そうとしているかを宣言することです。今あることを取り上げてそれを変えることではありません。今ありはしないことを取り上げて、それをあらしめることです。可能性の創作とは、非凡な人生を創作することです―それも、到達すべきところとしではなく、出発点として。一瞬一瞬を創造しながら人生を生きることです。

 

 
ブレークスルーテクノロジーコースなどのセミナーに関する詳しい内容は、
ランドマークワールドワイドの公式サイトをご覧ください。
ランドマークワールドワイド公式サイト